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生活カレンダー
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  ・11月【呼吸器、れんこん】
  ・12月【風邪、白菜】
  ・1月【食べ過ぎ、大根】
  ・2月【花粉症、にんじん】
  ・3月【便秘、キャベツ】
  ・4月【肝臓、玉ねぎ】

 

季節の生活カレンダー

「海の精」を中心とした塩の道クラブらしい季節の過ごし方&
料理レシピを、月ごとにご紹介します。
 

4月のテーマは、肝臓

東洋医学では、春に一番負担がかかるのが「肝」と考えています。というのも、静寂の冬から活動の春へと、身体は大きく変化しているからです。
「肝」とは、主に自律神経系による身体全体の機能や感情を調整する働きのことで、その中心が肝臓で、筋肉、目、爪にも関係しています。肝臓は代謝、解毒、排泄、貯蔵、防御など500以上の働きをしていて、血液を常に一定条件で正常に保つようコントロールしています。だから肝臓が疲れると血液の質が低下して、全身的な障害が起こります。

このように、とても重要な働きをしている肝臓ですが、その不調は軽度の場合、検査しても分からないため見過ごされがち。症状がはっきり出た場合はすでに手遅れということもままあります。
そこで役に立つのが望診法です。眉間に深いシワが寄ったら要注意です。縦の線は、脂たっぷりの食事の結果、肝臓が腫れるか硬くなりつつある印です。精神的にも怒りっぽく、イライラしやすくなっているはず。また肌が茶褐色になっていたら、接待などで外食することが多く、動物性食品やお酒が増えて、肝臓が悲鳴を上げています。まぶしくて目が疲れる、日焼けに弱い、けいれんやこむら返りがたびたび起こるといった状態も肝臓の不調サインです。ほかにも、疲れやすくなる、皮膚が弱くなる、肩が凝る、頭痛がする、爪が割れる、目がかすむなどの異常が出てきます。

そうした体調の変化に心当たりがあったら、肝臓の負担になる肉や卵、油脂類、アルコール、砂糖類を減らしましょう。どちらかといえば暑がり、赤ら顔、せっかちな陽性タイプの人は、野菜や果物を増やして、油の消化を促す酢の物や玉ねぎ、大根、にら、生姜を取り入れます。逆に寒がり、青白い顔色、のんびり屋の陰性タイプの人は、酢の物は避けて、塩や味噌を料理にきかせます。梅干しや海藻も良いです。飲み物は三年番茶、たんぽぽコーヒーがお勧めです。また足の親指回しや内股をよくもむと肝の経絡が刺激されて良いですよ。

4月の旬野菜は、玉ねぎ

原産国はイラン周辺、もしくはインド北西部といわれ、エジプトでは6,000年前から栽培され、「神菜」と尊ばれていたとか。旧約聖書にもその名が登場します。日本での明治以降に栽培が盛んになりました。

しっかり炒めて甘みと旨みを引き出して!

玉ねぎを切ると涙が……、その正体は硫化アリルです。辛味の成分ですが、炒めたり煮たりすると甘みのある成分に変化します。玉ねぎは炒めるほどに甘みが強くなり、生では100g中8gだった糖分量が、20分炒めることで33gに。また、旨み成分のグルタミン酸も炒めると5倍に濃縮され、ホタテ貝に匹敵する値にまでなります。じっくり炒めた玉ねぎが、洋食ではよくだしのように使われるのは、こうしたわけだったんですね。

血液サラサラ効果には15分待ってから!

その硫化アリルの成分の一つであるアリシンはビタミンBの吸収を高め、新陳代謝を活発にするので、疲労回復や夏バテに効果的です。また、ビフィズス菌を増やして便秘を予防するほか、血液をサラサラにする効果や、食欲を増進させる作用も期待できます。ただし、血液サラサラ効果を求める場合は、切ってから15分おくことと水にさらさないのがポイント! 血栓を減らす物質を作る酵素が働くのに、それだけの時間がかかるからです。それから生で食べたり、加熱したり。さらに、ジスルフィド類は、血糖値を下げ糖尿病予防に有効だそうです。

よく乾きツヤのある表皮&硬くてしっかりしたものを!

二月から四月の新玉ねぎは、辛味が少なくみずみずしい触感。この季節だけの味はぜひ生で楽しみたいものです。

玉ねぎは収穫後、乾燥させてから出荷するので、表皮がよく乾いたツヤのあるものを。頭を触ってみて硬くしっかりしたものを選び、根や芽が伸び過ぎているものは避けましょう。保存は風通しのよい冷暗所で。15℃以下になる冷蔵庫での保存は、発芽を促すので逆効果ですよ。

4月のレシピ


旬野菜を中心に、『シンプルクッキング』シリーズと
これまでの『しおのみち』に掲載した料理から
季節のレシピを体質別にご紹介!
「陰性」…寒がりの人、風邪をひきやすい人、「陽性」…暑がりの人、「中庸」…どちらでもない人
(くわしい「体質診断」を知りたい方はこちらへ)

「塩」…『塩料理』、「味」…『味噌がおいしい』、「醤」…『醤油マジック』、
「し」…『しおのみち』

4月
陰性向け 玉ねぎ味噌(味46頁)
玉ねぎと凍り豆腐の炒め塩煮(塩86頁)
新玉ねぎの醤油煮(醤57頁)
中庸向け 玉ねぎソテーのナッツソース(塩87頁)
玉ねぎと板麩のかき揚げ(醤57頁)

玉ねぎとにんじんの味噌炒め(味48頁)
陽性向け 玉ねぎスライスサラダ(塩45頁)
玉ねぎの赤ワイン漬け(塩53頁)
さらし玉ねぎのふのり和え(醤57頁)
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