|
|
|
|
季節の生活カレンダー
「海の精」を中心とした塩の道クラブらしい季節の過ごし方&
料理レシピを、月ごとにご紹介します。
|
|
9月のテーマは、貧血
|
|
血液中の赤血球は、鉄を主成分とする血色素(ヘモグロビン)をたっぷり含んでいて、このヘモグロビンが酸素を体のすみずみまで運び、交換に二酸化炭素を肺に戻して体外に出す働きをしています 。従って赤血球が少なくなると全身に運ばれる酸素が足りなくなって、酸欠状態になります。その結果、めまい、動悸、息切れ、疲れやすい、頭痛、耳鳴り、顔色が悪いなどいろいろな症状が出てきます。これが貧血です 。
貧血で最も多いのは、鉄分が不足して、ヘモグロビンが合成されない鉄欠乏性貧血ですが、その原因は、(1)鉄の摂取不足。これは無理なダイエットや偏った食生活によるものです。(2)鉄の吸収力の低下。胃の切除や胃腸の病気によるものです。もともと鉄分は摂取した10%しか吸収されません。病気だけでなく、胃腸の調子が悪いと鉄分の吸収が悪くなり貧血になります。便秘は血液の質を悪くするんですね。(3)鉄の需要増加。妊娠中や授乳中、また成長期のために起こります。(4)出血。月経、子宮筋腫、子宮ガン、胃・十二指腸潰瘍などが考えられます。原因の分からない出血がある場合は、すぐに医師の診断を受けましょう。
自分で改善できるのは食生活です。過激なダイエットは止めて、ごはんに緑黄色野菜たっぷりのおかずに味噌汁という、伝統的な日本食に戻せば、鉄分不足の貧血&ダイエットにも効果があります。
妊娠などで造血が必要な人は、鉄分の多い食品を意識的に摂るといいです。玄米、小麦胚芽、ひじき、わかめ、ごま、切り干し大根、納豆、きな粉、ゆば、小松菜、にら、レーズンには多くの鉄分が含まれています。また調理に鉄鍋を用いるのも鉄分補給に役立ちます。
逆に甘いものや果物、お酒、酢が多いと、赤血球が壊れやすくなり、貧血の原因になるようです。またコーヒー・紅茶・緑茶などに含まれるタンニンは鉄分の吸収を妨げるので、食後の30分は控えましょう。
また貧血の人はできれば夜10時、遅くとも午前0時までには寝て、充分な睡眠でゆっくり内臓を休めましょう。そして昼間は体をよく動かして、血液の流れを良くすることを心がけると良いです。
|
|
|
|
9月の旬野菜は、かぼちゃ
|
|
16世紀にポルトガル船によって九州に渡来した際に、カンボジア産の野菜だと伝えられたことから「かぼちゃ」と呼ばれるようになったそうです。
日本に伝わったかぼちゃは二種類
日本に伝わったかぼちゃは二種類。ひとつは16世紀にポルトガル船によって九州に渡来した、メキシコ原産の日本かぼちゃ。高温地帯での栽培が適した種類です。もう一種はペルー原産の西洋かぼちゃで、寒冷地帯に適しています。19世紀にアメリカから伝えられ
北海道
を中心に分布。いまでは「栗かぼちゃ」とも呼ばれて、こちらが主流です。
かぼちゃの栄養素は、日本かぼちゃと西洋かぼちゃではかなり違いがあります。ゆでたもの100gを比べると、カロテンが日本かぼちゃ830μgに対して、西洋かぼちゃは4,000μg、ビタミンCは32mgで日本かぼちゃの二倍、逆にカリウムは430mgと日本かぼちゃよりやや少な目です。
豊富なカロテンで風邪知らず!
かぼちゃに豊富なカロテンは体内でビタミンAに変わって、肌や粘膜を丈夫にし、感染症に対する抵抗力をつけてくれます。「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれたのはそのため。
またかぼちゃにはビタミンEも多くて、ゆでたかぼちゃを四切れ(200g)食べれば一日の所要量を満たせます。ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、老化防止や動脈硬化の予防が期待できます。また血行を改善してくれる働きもあり、冷え症や肩こりの症状を和らげる作用も。
カロテンを有効に摂るには油といっしょに!
持ってみてズッシリと重く、上皮の固いものが良質です。カット売りのものなら種子の部分が引っ込んでいなくて、種子の詰まっている、黄色の濃いものがいいです。旬は夏ですが、8月から10月にかけてが最盛期です。
豊富なカロテンは油といっしょに摂ると吸収が良くなります。天ぷらやソテーがおすすめです。
|
|
|
|
|
9月のレシピ |
|
旬野菜を中心に、『シンプルクッキング』シリーズと
これまでの『しおのみち』に掲載した料理から
季節のレシピを体質別にご紹介!
| | | |